本記事は、Twitterのシェア用URL「Tweet Web Intent」の使い方についてまとめています。
「Tweet Web Intent」を使えば、オリジナルの画像をツイートボタンにしたり、JavaScriptが使えない環境(wiki系サービスやUnityゲームなど)でもツイートボタンを設置することができます。
目次
基本:Tweet Web Intentの使い方
Tweet Web Intent の基本形はこのような形です。
https://twitter.com/intent/tweet?text=Hello%20World!!
パラメータ名=値の形式でツイート内容などを指定します。
上のURLをリンクとして設定すると、あらかじめ「Hello World!!」とツイート欄に入ったツイートページに移動させることができます。
動作サンプル:こんな感じ!
値の部分はURLエンコードを行ってください。(上記の例の場合、半角スペースが%20に変わっているのはURLエンコードによるものです。)
簡単にツイートリンクを作れるツール
姉妹サイト「イクナガ ツールズ」ではURLエンコードやパラメータなどの知識がなくても簡単にURLを作れるツールを公開しています。
ぜひお使いください!
参考 ツイートリンク生成ツールイクナガ ツールズ応用:使用できるパラメータ一覧
パラメータ名=値を&で連結することで、複数のパラメータを指定することができます。
※ここから例示するURLは見やすさ重視のためエンコード前のものですが、実際はURLエンコードを行う必要があります。
https://twitter.com/intent/tweet?text=ツイート内容&url=URL&via=アカウント名
text:ツイートの本文
最初に紹介したパラメータで、ツイートの本文に当たります。
https://twitter.com/intent/tweet?text=ツイート本文
Twitterには140文字(半角英数は0.5文字換算)という成約があります。
後述のurlやhashtags、viaの値を含めると140文字を超えてしまうとツイートすることはできません。
url:URLのシェア
ツイートにURLを関連付けます。ツイートの末尾にURLが追加されます。
https://twitter.com/intent/tweet?url=https://blog.ikunaga.net/
bit.lyやgoo.glなどの短縮URLを使うことも出来ます。(ちなみに今のTwitterは、URLの文字数に関わらず23文字前後のURLとして扱われます。)
ハッシュタグを指定します。ツイートの末尾に追加されます。
#
マークは付けず、複数指定する場合は,
で区切ります。
https://twitter.com/intent/tweet?hashtags=イクログ,ikulog
ハッシュタグが1つでもパラメータはhashtagsと複数形になっているのでちょっと注意です。
via:アカウント関連付け「@xxxxさんから」
ツイートの末尾に「via @example」や「@exmapleさんから」が追加されます。文言は後述のlangによって変わります。
@
マークは付けずに指定します。
https://twitter.com/intent/tweet?via=ikunagaWorks
※補足※ URLやハッシュタグの順番について
ツイート内容はパラメータの指定した順番に関係なく、text→url→hashtags→viaの順番で文言が作られます。
もし違う順番にしたい場合は、textにURLやハッシュタグなどを記入してください。(その場合は#
や@
を付けてください)
また、ここまではすべてtextで代用できるものですが、ここから紹介するパラメータは特殊な挙動をするパラメータです。
in_reply_to:リプライ形式でツイート
特定のツイートに対する返信として投稿するパラメータです。
https://twitter.com/intent/tweet?in_reply_to=1244587870842523659
この数字の羅列はツイートIDを指定します。
ツイートIDとは、ツイート詳細ページのURLの一番最後の数字( https://twitter.com/ikunaga_web/status/1244587870842523659 なら、1244587870842523659 )のことです。
relatedは、ツイート後に指定したアカウントのプロフィールとフォローボタンを表示させるパラメータです。
https://twitter.com/intent/tweet?related=ikunaga0,ikunagaWorks
カンマで区切って最大2アカウントまで指定できます。viaと同様、@
は付けません。
lang:ツイート言語を指定する
langは、言語コードを指定することでツイートページの「今どうしてる」や「ツイート」ボタンなどの文言の言語を変更することができます。
何もしない場合はログイン中のユーザーの言語設定が適用されるので、特に意味がなければ指定しないほうが無難です。
https://twitter.com/intent/tweet?lang=en
英語:en
中国語(簡体):zh-CN
中国語(繁体):zh-TW
韓国語:ko
ドイツ語:de
ロシア語:ru
イタリア語:it
フランス語:fr
original_refererは使えなくなった
以前はoriginal_refererというパラメータでURLを指定することで、ツイート後、指定したURLへ飛ぶリンクを表示させることができましたが、現在は使えなくなっています。
Twitterは公式側でシェアボタンが用意されているので「Tweet Web Intent」を使う機会は少ないかもしれませんが、お役に立てれば幸いです!
それではまた。